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ピカソ美術館へ
ピカソといえばスペイン。スペインといえばピカソ。
っちゅうことでホテルに荷物を置いてピカソ美術館へと向かった。
地下鉄4号線のジャウマプリメ駅下車し、そこから5分程度歩く。
ゴシック地区という13~14世紀の建物が立ち並ぶ区域にピカソ美術館はある。
なかなかにフォトジェニックである。
大通りはなんとなく銀座っぽさがあった。
さて、到着した。
ピカソ美術館は夕方になると無料になるというのを噂に聞いていたので
17時半過ぎに美術館に入ったわけであるが、どうやらこの日は無料になる日ではなかった。
仕方がないので普通に12ユーロを支払い、中へ入る。
中は普通に写真を撮っても大丈夫だそうで、お気に入りの数枚だけを写真に残した。
カッコいい。
あまり見たことの無い作品が多いなと思っていたら、ピカソ美術館はピカソの初期作品を主に集めている美術館だったそうな。
立体的な人物像を平面化しようと、同じ人物を様々な角度から何枚も描いているのが面白かった(これがキュビズムというものか)
ピカソが作品を量産したように、何でも大切なものは質より量であるのかもしれない。
人のモノを真似たものを描いたりとにかく何でも量を描くだけ描いて、そのうちに何かしらのものにいつの間にか辿り着くというのが良い。らしい。
ので、大量生産、大事。
サングリアとパエリア
我々は、晩御飯に最低でもパエリアは食べたい。
という意見で一致した。
さて、問題はどこで食べるかである。
ピカソ美術館のすぐ近くで食べるのもよいが、食べている間に日が暮れてしまったら暗い中地下鉄に乗り街中を歩かなくてはならない。
それは避けたい。
ビビり過ぎなのかもしれないがここは日本ではない。
メインストリートから一本少し中に入るだけで結構危険だという話も聞く。
女性でも夜に酔っぱらって一人ふらふら歩いてて無事なのは日本ぐらいだけなもんで
そのノリで海外行ってはならぬ。同行者がいても油断してはいかんのだ。
と、いうことで
注意するに越したことはないので、ホテル近くのレストランで食べることにした。
入ったは良いが店は繁盛しているらしく結構忙しそうであった。
サングリア、サラダ、パエリアを注文した。
注文するとき、ウェイターのおっちゃんにかなり捲し立てられ危うくサングリアをピッチャーで2つ頼んでしまうところであった。
そもそもサングリア飲もうかどうしようか悩んでいたのであるが、捲し立てられたので勢いあまってサングリアを頼んでしまったのである。
とは言えパエリアもサングリアも美味しかったので良しとしよう。
つづく