今をときめくアラジンの吹替俳優、中村倫也を最近テレビで見ていて思ったことがある。
ん?
なんか変な映画に出てた俳優に似ているなと。
浮かんだのは『やるっきゃ騎士』という映画であった。
数年前のことであるが、Netflix を徘徊しているとあなたにオススメっちゅうことで、『やるっきゃ騎士』というサジェストが出てきた。
学園モノでちょっと破廉恥な映画なのである。
みやすのんき原作の漫画を映画化したものらしい。なお少年ジャンプで連載していた模様。
ちなみに1巻はまんが王国で立ち読みできる。
https://comic.k-manga.jp/title/2912/pv
『やるっきゃ騎士』あらすじ
聖愛学園に転校してきた誠豪介(中村倫也)。
その学校の男子生徒は女子のみで構成された自治クラブによって支配されていた。
豪介はスカートめくりによって学校を変えるのである。
なんじゃそりゃー。
『やるっきゃ騎士』見どころ
今をときめく俳優、中村倫也の下積み時代の苦労が伺えるような作品だ。
『地獄でなぜ悪い』の時の長谷川博己チックな演技でなかなかよかったのであるが、ここまで有名になるとはやるっきゃ騎士を観た当時には思いもしなかった。
あんな二枚目俳優がこんな映画で主役やっていたことに僕は好感を抱く。
中村倫也だけでなく、ヒロインを演じたnon-noモデルの遠藤新菜も良かった。
役柄上、お召し物をさらけ出さなければならないシーンもたくさんあったのだが、
体当たりで良かったのである。あれはずるいよ中村倫也。
あとエンドロールにメイキングがあったが、みんな楽しそうなところも良い。
いや、仕事選べよ…
『やるっきゃ騎士』感想
原作が80年代のもので全体的に昭和のノリだ。
なんちゅーか牧歌的な破廉恥モノで馬鹿馬鹿しい内容なわけなんだが、破廉恥なものがこれだけ溢れかえっている現代においてはこんな映画が流行るわけもなかろうになと思うわけでして、時間返してとなる感は否めぬ。
結局残ったのは遠藤新菜のお召し物と頭の片隅にうっすらと残っていた中村倫也の演技だけだったのであるよ。