今回は雑草といえばこの人、という雑草を食べる。
カラスノエンドウだ。
昔実家の庭でめちゃくちゃ繁殖していたので、おかんが必死に草むしりをしていたのを思い出すのであるが、
どうやら食べることができることを知ったので食べてみることとする。
カラスノエンドウについて
カラスノエンドウ
学名 Vicia sativa subsp. nigra
科名 マメ科
属名 ソラマメ
花期 3〜6月
ありとあらゆるところに生えている本種だが、タンパク質を豊富に含むため、
戦中戦後とで重宝された雑草だそうな。
雑草とはいえ土の環境の改善にも役立つそうで、カラスノエンドウがかき集めた土の養分を他の植物に分け与える役割なんかもある。
カラスノエンドウの食べ頃
カラスノエンドウの食べ頃は春と秋の2回。
先端付近の葉茎と、若くてみどり色の実を食べるのが良い。
時期を過ぎると全体的に固くなってしまうようなので、若い芽を採るのが良い。
カラスノエンドウの調理方法
結構な養分を蓄えるカラスノデンドウは色々な生物にも人気なようで、アブラムシ等が付着しているのでしっかりと洗うのをおススメする。
洗ったらフライパンに油を引いて、カラスノエンドウをぶち込んで炒める。
(水分が多すぎてめちゃくちゃ跳ねた。)
ちょっと塩をかけたら完成
カラスノエンドウを実際に食べてみる
葉茎をまずは食べてみた。
少々スジ張ってる感じがする。クセなどは全くなく、塩味がよく合う。
若くない葉茎だったらスジが多くなりすぎて食べるのは大変かもしれない。
続いて実。
普通に美味い。
カラスノエンドウは美味いというのを本で見ていたが、予想を裏切らない美味さであった。
なんとなくカルビーのスナックさやえんどうの味がする。
これはおつまみにおススメだ。
その辺の原っぱで採ってきてしまえば0円でおつまみが完成する!
みんなカラスノエンドウを食べよう!
カルビー さやえんどう さっぱりしお味 67g ×12袋