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二度目の朝食
少しうろうろしてから二度目の朝食?を食べる。
チコちゃんみたいな名前のお店。
卵とベーコンの入ったガスパチョ的なスープ。
ベーコンのオムレツとサラダ
生ハムとインゲン豆かなにかの炒め物
どれもこれも美味かったことには変わりはないのだが、如何せん塩辛い。
塩分塩分塩分のオンパレードである。
アルバイシン地区
街中を通り抜け、アルバイシン地区というアラブチックな場所へと向かう。
13世紀ごろにイスラムの流入によって築き上げられた街並みだそうで。
迷路のような街並みになっているので、夜に歩き回るのは危険らしい。治安もそこまで良いわけではないようだ。
この迷路になったような道を妻は『地球の歩き方』のライト版『aruco』の地図を頼りにして突き進んでいく。
今回のスペイン旅では、行く先々の飲食店やカフェなどは妻が下調べを色々としてくれ、現地でも『aruco』の地図を見ながらガイドをしてくれたのである。
よくGoogle マップを使わずに普通の地図で迷わないよなと言うと、Googleマップの方が迷うよと妻。
僕はGoogleマップで現在地を把握しながらでないと絶対迷ってしまうので、
不思議なものである。
歩いているうちにだんだんと気温が上がり、少し暑く感じる。
上へ上へといくと、サンニコラス展望台にやってきた。
ここからはアルハンブラ宮殿を一望できる。
本当はアルハンブラ宮殿の中を見に行きたかったが、予約でいっぱいだったので行くことはできなかった。
またいつか来るときには絶対行きたいものだ。
しかし、サンニコラス展望台からの眺めは大変良い眺めであった。
近くではラテン音楽の弾き語りをする人々もいて、雰囲気も良かった。
カフェに行き、エスプレッソとピオノノというお菓子を頂く。
店内もアラブ感満載。
冒険に出たい
グラナダのアルバイシン地区を歩いていると、自分たちは冒険をしているという感じがした。昆虫を探しにブラブラしたりしたわけであるが、昆虫は一つのきっかけに過ぎなかったのではないかと思う。
目的地に到着するまでの何か苦しい時間とか他国に行って日本にはない緊張感だとかそういうのを味わいたくてどこかへ行きたくなる。
そんなようなことを風邪を引いている最中の妻に言うと
「厳しぃー!」
という返事が来たわけであるが、
日本に帰国してからスペイン旅行の話をする度に
「なんかあのキツい感じ懐かしいな」
と言うことが多い。
(基本的に妻の方が僕よりタフであって、僕から一緒にやろうよと言って最初はあまり乗り気でなかった筋トレも僕より沢山している気がする)
まったり旅もいいが、体力がある今のうちに色々行っておいた方が良いのかもしれない。
また今度でいいや、と思っていたことができなくなってしまう出来事に遭遇することもあるのだから。
つづく