『スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』が公開されてからしばらく経ったわけであるが、思い返すたびにこうだったらよかったなと思うことが多いので書いてみることにした。
というか書かないと気持ちが収まらぬ。
めちゃくちゃネタバレするので観てない方はこの記事を読まないことを全力でおすすめします。
エピソード9そもそもの感想として
期待していなかっただけに、割と良かった。率直に。
エピソード8がだいぶアレだったので全く期待していなかったのでいい意味で裏切られた。
エピソード8でごちゃごちゃっとなってしまったあらゆる物事を見事に収めていた。
もう冒頭のあらすじのところから既にね。
ああ、今までのあれはこうだからこうだったのね、みたいに納得がいったことは割とあった。
が、しかしである。
エピソード8からの軌道修正
エピソード9冒頭は怒涛の展開であった。
大きなものとして、
・パルパティーンの唐突な復活
・レイの明かされる過去である。
これらのエピソード7〜9の根幹になっているはずであろう事柄が、ぽろぽろっと後付け設定かのように出てきたのである。
パルパティーン復活は個人的に嬉しかったし、レイがあれだけ強かったのも納得だ。(レイとレンがテレパシーできるのもシスの技なのかなっちゅうことで自分を納得させる)
いや、
どこかで伏線張っておきなさいよ。
エピソード8で全部伏線張っておきなさいよ。
エピソード9は悪くない。
エピソード8が何の意味も持たない展開になってしまって軌道修正するしかなかったのだろう。
エピソード7での謎を回収するとかエピソード9への伏線を張るだとかそういうのが一切無かった。
レイが手から電撃を放ってチューバッカを死なせてしまうシーンも、エピソード8でやっておけばチューバッカすぐに復活!なんて滑稽な展開にもならなかったし、レイってもしかしてシスと関係あるんじゃね?パルパティーンの何かとか⁉︎みたいになったはずである。
そもそもスノーク何だったんだよ。
あれはわし(パルパティーン)の影なのだ、ハッハッハ。みたいなこと言ってないで、エピソード8でスノークが死んだ時に別のスノークがいっぱい出てきて復活しそうなパルパティーンを見守るとかそういうのが欲しかった。
本当にパルパティーン要素をエピソード8のどこかで散りばめて欲しかった。
これさえあればエピソード7〜9までの数年間あーでもないこーでもないみたいなことを考えながらスターウォーズを楽しめたのである。
あとは無駄な恋愛要素は要らん。
見事にばっさりカットしたエイブラムスに拍手。
誰かエピソード8作り直してルークを救ってやってくれ。