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税関にて。
英語で何か聞かれた。
僕は何を言っているのか全くわからなかった。
以下、見苦しい言い訳。
ヨーロッパ訛りの英語は本当に何を言っているのかわからない。
テレビなどでたまに聞くイギリス英語は、英語であるはずなのにヨーロッパ言語っぽい響きがあって全く聞き取れない。
いかにアメリカ英語しか聞いてこなかったか。（そもそも英語を聞き取れるかは怪しい）
しかし僕がわたわたしていると妻はすかさず「Holiday」と返答した。
おお、流石である。妻は帰国子女だったのだ。
無事に入国。
荷物の受け取りだ。
毎度毎度のことながら、荷物受け取りに2~30分ほど待たされる。
ベトナムの時とは違い、予定パンパンではなかったからよしとしよう。
荷物を受け取った後、妻のiPhoneの充電が少ないということで、ゲートを出た後のちょっとした休憩スペースで充電をする。
僕も少し充電をしようとしたのであるが、海外行く時にいつも使っている「何カ国でもいけますよ」的なコンセントの変換器を差し込もうとしたら、変換器のでっぱり具合とスペインのコンセントの差し込み口の奥まり具合がうまく収まらず差し込むことができなかった。
完全に盲点であった。
この場所に限らず、いく先々のホテルでもこのような状態だったので困ってしまった。
使うならシンプルな変換器にするのが良さそう。妻が余分に持っていたので助かった。
サクラダファミリアへ
ホテルをサクラダファミリアの近くにとっていたので、チェックインまでまだまだ時間はあったのだか、とりあえず向かった。
空港からバルセロナ中心部まで地下鉄に乗る必要があったのと、基本的に街中での移動手段として地下鉄を使うので2日間乗り放題切符を券売機で購入した。
一応この切符でモンセラットというバルセロナ中心部から少し離れたところまで行って帰ってこれたのだが、微妙に改札口でトラブったので間違った料金でモンセラットに行ってしまったのかもしれない。
(これについてはまた別の記事で改めて書きます)
エルプラット空港からサクラダファミリアへは地下鉄で行くのが便利であった。
まずは空港のあるAeroport T1駅で地下鉄9号線に乗り、Collblanc駅で地下鉄5号線に乗り換えてからSagada Famillia(サクラダファミリア) 駅下車。
所要時間はおよそ30〜40分ぐらい。
割と乗り換えも簡単で、Sagrada Famillia駅を出るとすぐにサクラダファミリアにお目にかかるのであるが、Aeroport 駅がこれでもかというぐらいに深かった。
大江戸線レベルが如し。
地下鉄の改札は入り口で切符を通して、出るときは改札を通過するだけで良い。(これまたモンセラットのときにトラブった原因になる)
さて、Sagrada Famillia駅に到着。
地上へ上がると早速サクラダファミリアがお目見え。
おお想像以上にでかい。
これがヨーロッパか(小並感)
サクラダファミリアは当日券で中に入るのは厳しいみたいなので、最終日に行くことにした。
前日予約でも結構厳しいので余裕を持って予約するのが良さそうだ。
サクラダファミリアの周りをぐるりんちょしてから腹ごしらえで何かを食べようかということになった。
せっかく来たのだからスペインらしいものを食べようとしたのであるが時間が早かったらしく(11時過ぎぐらい)、やっている店が少ない。
スペインは晩御飯などの時間がちょっと遅いとは聞いていたが噂通りであった。
この原因は帰国時のフランスでのトランジットで気づいたのだがここでは置いておくとしよう。
とにかく開いている店を探していたらアジア料理の店が開いていた。
ここまで来てアジア料理かと思ったのであるが、妻はアジア料理が食べたくなってきたと仰る。
ちょ待てよ、と言いかけた刹那、アジア料理屋のメニューをよく見てみると生ハムサンド的なものを見つけた。
サクフワなパンにめちゃウマな生ハムを挟んだ逸品。
これでお値段240円程である。
某喫茶店のミ◯ノサンドとは一体？というレベル感だ。
なお、妻も結局僕と同じものを食べていたのである。
つづく
