映画の話

天才が過ごす1日と『恋はデジャ・ブ』のビル・マーレー扮するフィルの1日

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※あさぎーにょの動画、『恋はデジャ・ブ』、『オールユーニードイズキル』、『ジョジョ4部』のネタバレを冒頭から多分に含んだ記事となっていますので、これらを先に観たい方は直ちにブラウザを消すか、同棲についてうだうだ書いた記事をご覧ください。

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ヒットする映画のジャンル

先日たまたまYouTuberあさぎーにょのこんな動画を見た。

同じ1日をぐるぐると何度も過ごすという話である。
『恋はデジャ・ブ』『オールユーニードイズキル』、『ジョジョ4部』
のように同じ1日を何度も何度も繰り返すという物語だ。

同じ1日に閉じ込められた人物が同じ1日を繰り返すうちに、全治全能の神にようになっていく姿が面白く痛快なのである。

『恋はデジャ・ブ』も『オールユーニードイズキル』も『ジョジョ4部』もどれもこれも面白いので、ループする1日の物語は映画などでヒットするジャンルの一つだと僕は思う。

天才の先を見通せる力

少し前のことだが、アメトークか何かで東大卒なのになぜ芸人になったかを語った芸人がいた。名前は忘れた。

彼が言うには、企業に就職したらこの先の人生全てが見通せてしまうので、先が見通せないからこそ芸人の道を選んだのだと。

どうやら天才が見ている日常というものは恋はデジャブのビルマーレー扮するフィルと同じような世界なのではないのかと僕は思った。

何の本かは忘れてしまったが、天才は普通の人が当たり前に思っている事から新たな法則を見出す、というのも見た。

ということは天才は日常生活におけるありとあらゆるものに対し、色々な法則を見出すからこそ先を見通す力が備わるのではないか。

毎日毎日決まった時間に家を出て街の中を歩いていると、決まった時間に信号が変わり、ここを何歩歩いたら信号が変わるというのがだんだんわかってきて、擬似的に1日をループしている人の気分を味わえるような気がするのだが、
天才は毎日このような生活を送っているのだと思うと逆に退屈になってしまわないだろうか、なんてことも思う訳である。