旅の準備(雑記)

FXで生活しようとした話 その1

*この記事はヘタクソトレーダーのただの負け惜しみなので暖かく見守ってください。

FXとのご対面

自主映画をやっていたころのお話。

撮影を平日の夜中なんかに行なったり、ロケ撮影で遠くへいったりしなければならなかったので、僕は極力シフトに融通のきくアルバイトをしていた。

とは言うものの、どうしてもロケなどでバイトができない日が出てくるとその分の給料が下がってしまう。
どうにかならぬものかと思っているうちに、目をつけたのがFXであった。

大学の同期にFXで生活しているという奴がいた。(実際のところはよくわからんが)
もしかしたら自分もそういう生活をできるのではないかと思い、さっそくFX口座を開設したのである。

開設したFX口座はSBI証券。
1通貨から取引ができるのでかなりの少額から始めることができた。

手続きやらなんやらを済ませて早速口座に入金してみた。
いきなり大きな額で取引するのは怖いので3000円ぐらい入金し、ほんの少しだけトレードをしてみたのである。

このときに初めてFXがどんなものかを知るに至った。

結構借金がものすごいことになると言う人は多いが、案外そうでもないことがわかった。
1万円円を元手にするだけであるのならば、1万円以上損をするということは絶対にない。
手元の資金が20%ぐらいになってしまった場合に強制決済が行われるからだ。

また、レバレッジなるものが存在し、資金以上の金額で通貨を購入できる制度がある。
例えば「レバレッジ25倍(日本のfx証券会社の上限)」で資金が1万円だとすると、25万円分までの通貨をトレードすることができる。
ドル円の1通貨が100円とすると、2500通貨までトレードできるというものだ。

ドル円レートが100円から1円上下すると、2500円の利益か損失になるわけである。

僕は3000円で取引を始めたのであるが、初めてのトレードは5通貨単位とかそのぐらいだった。
レートが1円動いてようやく5円の儲けか損である。



FX商材を売る会社のバイト

僕がFXを始めるにあたって、もう一つ理由があった。
FX商材を売るという会社のバイトを始めたからである。

その会社はこれと言ってシフトに融通の効く会社でもなかったが、動画やら何やらも少しやっているらしく、なんとなく面接したら受かったので行くことにした。
仕事内容といえば専ら商材を売り込むためのメルマガ作成や広告バナーを作るというものだった。

とにかく何もかもが胡散臭かった。

FX商材は、チャートに反応して売買のタイミングがわかるというソフトなのだが、べらぼうに高いし本当に効果があるものなのかよくわからない代物だった。
そしてメルマガに書く内容といえば、FXの商材を手にして大儲けし悠々自適な海外生活を送るジョニーの話だった。
ジョニーなど世界のどこにもいない。時給1000円のアルバイトが書いているだけの人物なのだ。
こんなのを買う奴がいるのか?とも思ったが、どうやらジョニーの存在を信じ本当に買う奴がいるらしい。
極め付けは、そこのグループ会社の代表の脱税疑惑であった。

そして、アルバイトにも関わらず残業代は出ない。どれだけ働いても8時間分の給料しか貰えない。
1週間ほど働き、何だか嫌気が差したので僕はその会社でのバイトをやめた。(バックレ…モゴモゴ)

一応次なるバイトを見つけるまで暮らせるぐらいのお金はあったのだが、本格的にFXで生計を立てようと思ってしまったのである。

僕は5万円ほどを注ぎ込み、トレードを始めた。

つづく

チャイナショックとビギナーズラック FXで生活しようとした話 その2前回の記事はこちら (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({})...

DMM FX であれば50000円を口座に振り込めば
キャッシュバックが今なら30000円(2019年9月30日まで)あるらしいので試しにFXやってみるのもいいと思う。