ベトナム編 深夜特急に乗って

蝶の酒場 カットカット村へ 昆虫放浪記 ベトナム編 -深夜特急に乗って- その9

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英語の習得について考える 昆虫放浪記 ベトナム編 -深夜特急に乗って- その8前回の記事はこちら https://vagabondofbugslife-jpn.com/2019/04/09/vietnam07...

カットカット村へ

1日目が終わってしまった。
あいにくの雨で服はずぶ濡れ、昆虫の写真もクワガタとちょっと大きめのハムシときた。

明日はまた雨の予報だ。

少し眠たいのでもうそろそろ寝てしまおうかと時計をみるとまだ20時。
ベトナムと日本の時差は2時間であると考えるとまぁ妥当だなということで寝る。

朝になった。時刻は5時半。
曇りである。雨は降っていない。
そして、なんか寒い。

このまま雨が降らないことを祈りつつ、昨日行った村とは別のカットカット村へ行くことにした。

ガイドを頼んでしまうと、変に気を使ってしまい好き勝手にうろうろできなくなってしまうので、今日はひとりで行きたいところへ行く。

ホテルのある場所からずんずんと坂を下っていく。

7時過ぎにカットカット村に到着。
ジャングル感漂う。

ジャングル感は漂ってはいるのだが、標高の高さと気温とで照葉樹林だと言えよう。

ちょっとした滝の近くにシジミチョウを発見。

アカシジミの仲間かな多分。

うむ。
やはりどことなくベトナムへ行く時期を完全にミスってしまった。

ベトナムにはキララシジミという宝石のようなシジミチョウや超カッコいい名前のオウゴンテングアゲハなどがいる。

のであるが、おそらくキララシジミはホーチミン付近、オウゴンテングアゲハは時期があと1ヶ月ぐらい早くないとみられないらしい。
ていうかこの寒さでは絶対いないだろう・・・。

ベトナム人女性はスタイルが良いななんて思いながらうろうろうろうろ。
やはり食べ物がヘルシーなものが多いからだろうか。

ちょいちょい放し飼いの犬に出くわす。人間慣れしてるからか比較的大人しい。

道端にはう○こがたくさん落ちているが多分この子たちのだろう。

村の至る所にお土産やが立ち並ぶ。

金色の棚田。
やはり日本人にはどこか懐かしい風景であるように思う。

稲の隙間にトンボ
 

オトシブミ的なやつ

オトシブミ的なやつの写真を撮っていると、バイクに乗ったおじさんに声をかけられた。
「バイク乗らんかね?」
明らかに写真撮ってる最中の人にバイク乗るかい?って声かけてもそりゃ乗らないでっせ。

バイクに乗ったおじさんはやたらと僕をバイクに乗せたがるらしい。
マレーシアでもそんなことがあった。

蝶の酒場

ヒャクニチソウ(かな多分)畑が突如あらわれた。

それほど大きくない場所ではあったが、そこには東南アジアでよく見られる蝶の酒場となっていた。

トラフタテハ
結構東南アジアだとメジャーらしいけど、カッコいいので好き。
羽の一部が透明になっているらしい。

アカネシロチョウ
これも結構メジャーらしい。
赤と黄色の独特の色合いが良い。
羽の裏面のほう(今見えてる状態)が一番綺麗。

ベニモンアゲハ?の一種
多分ベニモンアゲハの仲間。
ピンクと黒の色合いがカッコいい。

それなりに満足できたのと、雲行きが怪しくなり出し小雨が降り出したのでカットカット村を後にした。

時刻はまだ12時前。

つづく