結婚って何だ？
前回、結婚前の同棲はしない方が良いみたいな記事を書いたのであるが、僕はこんな風にも思う。
結婚は社会制度の一種にすぎないものである。
役所に紙切れ１枚提出してパートナーと法的な関係になっているだけの話である。
親子とは違って血も分けてないしほんの紙切れ一枚の関係である。
しかし、そもそも何のために結婚するのかと言えば、家庭を新たに作ることに意味があるのだと思う。
日本社会において新たに家庭を作るには、結婚をするのが一番有利だと言えるだろう。
税金の控除だったり家を借りるとかいった社会的信用だったり、ただ付き合ってる関係よりも結婚してる方が有利な場合は多い。
週末婚だとか色々な結婚観が存在するようになってきたが、封建的な日本社会ではまだまだ偏見が多いように思う。
偏見も多いし法的な制度も色々追いついてない（夫婦別姓とか）。
様々な価値観が認められるようになり、色々なカップルの在り方が認められるようになればよいと思う。
そもそも結婚とは本来神の前で愛を誓うことであって、心と心の繋がりの話ではないだろうか？
本人同士が愛を誓っているのであれば、それでよいという話とも言える。
結婚して家族になって別れにくいからといって何をしてもよいわけでもない。
大事なのは心と心の繋がりにあるのであって、所詮は紙切れ一枚の関係性だというのはいつだって忘れてはいけないと思う。
ロマンチスト的に考えたら理想は紙切れの提出がなくとも永遠の愛を誓い合うことができる相手を見つけることだとは思うが、リアリスト的に考えたらこの日本社会において現実的に家庭を築いて生きていこうと思えば結婚するのが一番なのかもしれない。
つづく
