前回の記事はこちら
ホテルへ向かう
昼飯を食べた後、チェックインの時間にはまだ早かったが、もしかしたら荷物だけでも置かせてもらえるのではないかと思いホテルへ向かった。
今回もホテル予約に使ったのはBooking.comである。
CMやってるの見てなんとなく使い始めたBooking.comだが、マレーシア行ったころから使ってるのでGenius会員割引っちゅう割引が効いたので少しだけ安く予約ができた。
(Booking.comの会員になってホテルを何回か予約し宿泊すると、Genius会員になれてホテルが10%割引で予約できるなどの特典をもらえる。)
置いといて。
初日に泊まるホテルはhtop BCN Cityというサクラダファミリアから10分程度歩いたところにあるホテルだった。
地下鉄の駅も近く、小さなスーパーもあったので立地は良好でござった。
案の定時間が早すぎたためチェックインはできなかった。
荷物預けるのにコインロッカー使ってもいいよと言われたが、2ユーロ程したのでやはり荷物を持ったまま再び外をうろつくことにした。
そういえば、荷物について書くのを忘れていた。
荷物と言っても、我々が持っている荷物はバックパックなのである。
新婚旅行とはいえ、僕は最初からバックパックを背負って行くつもりであった。(以前持っていたスーツケースは実家に封印した)
確かにスーツケースにも良い面はあって、中身を盗まれにくいとか破損しにくいとかお土産沢山入るとか色々あるといえばある。
ただ機動性を考えるとなるとどうしてもスーツケースだと分が悪いのだ。
(昔々、留学へ行った初恋の人に会いに某国へ僕はスーツケースを持って行ったのであるが、がんがん先へ行ってしまう初恋人の後ろを重いスーツケース引きずりながらトボトボと歩いたなんていう思い出もありました)
とにかく色んな場所の写真やら動画やら撮るにあたって機動性ってのは非常に大事であるから僕はバックパックを背負いたいのである。
妻も「夫氏がそうするならあたいもそうする」というので、バックパック新婚旅行の爆誕である。
人間観察の会、始まる
ちょっと良さげなカフェを見つけた。
中に入ってみると人も少なく、机と机とのスペースもかなり広い。
そしてメニューの安さである。
コーヒーとクロワッサンがセットになってお値段なんと1.7ユーロ。
さすがに安すぎだろと思いつつ注文してみると、そこそこの大きさのクロワッサンと美味しいコーヒーが出てきたのである。
クロワッサンは外はサクッと中はしっとりした食感。うまし。
コーヒーを飲みながら、自然と人間観察が始まった。
カフェ内には何組かの老夫婦がいた。
どの夫婦を見ても、夫婦同士でしゃべるわけでもなく本を読んだり新聞を読んだりそれぞれが好きなように同じ時間を過ごし、時間が来たら「行こうか」という感じで席を立っていく。
なんか良いよね、と妻。
歳を取ってからの海外旅行の形として、ここと言った観光地にも行かずローカルなカフェで一日中人を眺めているなんていうのも悪くはないなと感じた。
高いお金をかけて豪遊するのも贅沢ではあるが、こんな感じでゆるゆると過ごすのも贅沢な時間だ。
つづく