地中海を見てみよう オリーブ畑でつかまえて その8 夫婦放浪記 スペイン新婚旅行編

スペイン編 オリーブ畑でつかまえて

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秘境モンセラットからの切符トラブル オリーブ畑でつかまえて その7 夫婦放浪記 スペイン新婚旅行編
お腹が痛くて、変な時間に目覚めた。時刻は3時ごろ。 日本時間に直して考えると変でもなく(日本時間は10時ごろ)、時差ボケは確実である。 今まで行った国では日本時間との時差はせいぜい大きくても3時間だったので、 7時間も違うと時差ぼけを起こしてしまうものなのだなと、また僕は少し大人になったのである。

地中海を見てみよう

地中海を見てみようということで、バルセロナの海沿いへ行くことにした。

地下鉄4号線のBarceloneta駅で下車し少し歩くと海が見えてくる。

少し喉が渇いたので、近くのスーパーで水を買った。

レジをやってくれたお兄さんはこれまた愉快な人だった。
お兄さんからお釣りを受け取ると、親指を立ててgoodをしてくれたのである。

カメラに収めたいと思ったが、
「俺は撮らないでくれ」
という感じで言われたので諦めた。残念。

砂浜をうろうろすることにした。

絨毯のようなレジャーシートのようなものを売る人が沢山。

これが地中海というものか。なかなかに綺麗。

砂浜に腰かけ、人間観察。
老夫婦が二人して水着を着て、波際で遊んでいる。
そのご婦人はビキニをお召になられている。

素敵やん。と妻。

お腹が空いたので、ご飯を食べに行く。

ビールを飲むつもりは無かったのであるが、海へ来たらなんだか無性に飲みたくなってしまったので二人してビールを飲んだ。

おつまみには「チョピートス・フリートス」というホタルイカの揚げ物と、

ジャガイモと卵を混ぜたオムレツを食べた。

ビールを飲み終わった後、再び浜辺をうろうろした。

売り子のおじさんが
「ウォラ~ボルビア」
とリズミカルに歌いながら歩いている。

「水かビールは要らんかね?」という感じだろうか。

アイスクリーム、そして

少し行った先にオリンピック村があるので、向かってみることにした。

その道中、アイスクリーム屋があったので食べる。

アイスクリーム屋のおっちゃんはスペイン語でベラベラずっと何かを話していたのであるが、我々二人には何一つとして理解ができなかったのである。

チョコとラムレーズンのダブルで頂いた。
でかい。うまい。

アイスクリームの奥に見えるのは通称「魚のオブジェ」らしいのだが、アイスクリーム屋のおっちゃんは魚のオブジェを指さし
「サムライ、サムライ」と連呼していた。

まぁそれはよい。

とりあえずそろそろ移動しようかと僕が妻に話しかけると、
妻の様子が少しおかしい。

大丈夫か?と聞くと、大丈夫だと言う。

とりあえずカサミラを一旦見に行ってから、ホテルへ戻ることにした。

なにやら通りにやたら人がいるなと思ったら、カタルーニャ独立のデモをやっているらしい。

にしても、妻の様子がまだおかしいので、
大丈夫か?と聞くと、少し体調が悪いと言う。

この時は疲れが出てしまったのだろう、少し眠れば治るだろうと僕は考えていたのであるが、
どうやら妻は風邪を引いてしまったらしい。
そしてマドリード、グラナダと我々は移動していくのであるが、スペインの寒さと乾燥が妻を更に追い込むこととなったのである。

つづく

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