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干上がったマングローブ
デンジャラスゾーンを抜け、ひたすら歩いた。1時間ぐらい。
フィギュアが棒に突き刺さってんのかと思ったらハチだった。
なんちゃらマダラ?
そんなこんなでようやくマングローブのある公園にたどり着いた。
入場料をいくらか払い、いざ入園。
猿に気をつけてねとお姉さん。
猿怖ぇ。
これはアリ塚でしょうか?
公園の奥の奥まで進んでゆくと、干上がりそうな川らしきものが現れた。
9月のマレーシアは乾季だったけか・・・?
肝心のマングローブはといえば
うむ。
だいぶ干上がっておる。
これはどうしたものかと思ったが、よく目を凝らすと何かいる。
ムツゴロウさんである。
カニさんもいる。
何気にめっちゃ綺麗な色をしている。
肝心なことに気がついた
干上がったマングローブを見終えた後、周囲をうろついてからそそくさとバスに乗りクアラルンプールへ戻った。
あれ?コノハムシを探しに来たんだよなぁ?
どこにいるんや・・・・。
告白しよう。
僕はコノハムシを見に行きたいと豪語していたものの、コノハムシのリサーチなど一切行なっていなかったのである。
マレーシアに行けばそこら中にいるもんだと思っていたのだ。
しかも自分が行った場所には思った以上に虫がいない。
どうやら気温が高すぎたらしい。
マレーシアの中でも多くの昆虫が生息する場所は標高の少し高い場所であり、
クアラルンプール周辺はどうやらイマイチだったということを知った。
ついでにコノハムシを探すのは現地の人でも大変なことらしい。
マジかーい。
自然を相手にする以上それ相応のリターンを期待してはいけないが、
手ぶらで帰るわけにもいかない。なんとしてでも何か撮って帰りたい。
そう思って海野和男のホームページをぱらぱらぱらと覗いていると、
マレーシアの国蝶、「アカエリトリバネアゲハ」についての記事があった。
この蝶を撮影するために毎年マレーシアを訪れているそうで。
ほほう。
じゃぁ、アカエリトリバネアゲハを撮りに行こう。
クアラルンプールからおよそ100キロにある「タパー」という街へ向かうことに決めた。
ちなみにこの日の晩御飯はバーガーキングのワッパーでした。
つづく