ベトナム編 深夜特急に乗って

ベトナム番外編 雑貨屋を開こうと思ったの巻

ベトナムでは、未だかつて無いほど貧困について考えたように思う。

そんな中で今とかこれからの自分にできそうなことってなんじゃろな、ってのを少し考えてみた。

無慈悲な転売ヤー

最近僕は転売なるものを始めた。
無慈悲な転売ヤーである。
新発売のフィギュアなんかを手に入れて高い値段で売り払うのだ。
儲け以外は知ったこっちゃねえ。(実は全然稼げておらぬ)

無慈悲な転売ヤーとは言うものの、安く買って高く売るというのは結構ビジネスの基本だったりする。

問屋にしろ小売店にしろ、結局やってることは転売ヤーと同じだ。
一切衆生、無慈悲な転売ヤーとも言える。

無慈悲な転売ヤーがいるからこそ、世の中が回っている。

モノの値段は需要と供給によって決まるものだが、
転売をやっていてモノの値段って結構流動的だということに気がついたのである。
安い時期があれば高い時期なんかもあって、fxや株式市場の相場と同じようなものだったのだ。

創造性のある転売ヤー?

転売とは、どこからか仕入れたものを適当に横流しするだけで儲ける仕事のことを言う。

横流しすることに関してそこに何かしらの創造性があるのかと言われれば無いように思う。
普通にフィギュアが手元に欲しいだけの人の邪魔をしているようにも思う。
(考えようによっては遠方ですぐに買えない人のために交通費込みの値段付けて売ってると捉えることもできるかもしれないが)

何かおまけを付けて付加価値をあげれば良いのであるが、結局転売は買い手にとっては全く魅力のあるものではない。小売よりも安いものでもないし。

ただ値段を釣り上げて販売しているだけだ。無慈悲でしかない。

フィギュアを手にしながら、無慈悲な転売ヤーよ。それで本当に良いのか?なんてことを考えるわけである。

うーむ。
もっと商売とは人を幸せにするものでなくてはならぬ。

そう考えたとき、ベトナム・サパでのミサンガ売りの少女のことを思い出した。
詳しくはこちらの記事

生まれたくて生まれたわけではない? 昆虫放浪記 ベトナム編 -深夜特急に乗って- その7前回の記事はこちら。 https://vagabondofbugslife-jpn.com/2019/04/03/vietnam0...

サパのモン族の収入源は色々あるんだとは思うが見た感じで言うと、トレッキングのガイドやお土産の販売が主だったものだろう。

1番力になれそうなのは、お土産を買いまくって日本で売ることではなかろうか?

ミサンガ売りの少女以外の子供からも、お土産買ってくれと言われていたわけであるが、全部が全部買えるはずもなかった。
お土産を買いまくって自分の食事に困るなんてことになりかねないものであるし。

道端で何も気にせず遊んでいる子供たちと、必死でお土産を観光客に売る子供たちの両方がいて、なんともやるせない気持ちになった。

お土産を売らなければならない子供たちに自分が何ができるかと言われれば、お土産を大量に買って少しでも生活の足しにしてもらうしか他にはないと思う。

そしてその買ったお土産を日本で売りさばくのである。

無慈悲な転売ヤーは、創造的無慈悲な転売ヤーと成るのだ。

具体的に何をどうするか

何事も色々考えるのは簡単なことであって、難しいのは実行することである。

まずは売る用の何かが存在しなくては始まらない。

どこで売るのが良いのだろうか。

メルカリやらminneやら色々と存在はしているが、自分のお店というものを持っている方が良いように思う。

STORES.jp というサイトが結構良さげだったので(海外向けにPayPal 決済ができたり英語のページも作れる)、早速日本語版のストアと英語版のストアを作ってみたのである。

日本語版サイトはこちら
https://ho-ro-ki-shop.stores.jp/

英語版サイト
https://vagabondofbugslife.stores.jp/

売っているものはまだ自分の写真だとかその辺から仕入れた物しかないが、ゆくゆくは色々と海外を旅してその時々に買ったものを並べたい。
(ちなみに自分の写真にべらぼうな値段をつけてちょっとだけロンドンをターゲットにして広告回したらめっちゃ叩かれたという。)

まあ、こんな感じで自分のサイトに色んな国々のお土産を並べて何か色んな人の役に立てたらな、ということを強く思う。

結局のところ、世の中お金が全てではないが、お金の使い方次第で何かを変えることができるようにはなる気がする。

あとは現地のお土産を買ってそれを日本で売って終わりではなく、現地の人が受け取ったお金をうまく循環させて生活がより豊かになるようなシステムをどうにかして構築化したりもしたい。

将来的に僕は大金持ちになるつもりでいるが、最低限の生活費以外は誰かの役に立つようなことにお金を使って行きたい。

だから誰かお金をください。